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島本微生物のソイルクリーンについて教えてください。いちご栽培


島本微生物のソイルクリーンについて教えてください。
いちご栽培をしているのですが、ソイルクリーンという太陽熱土壌消毒発酵材について、使用された方、アドバイスお願いいたします。
今年、初めて、萎縮病で悩んだのですが、聞くところによると、土壌の完全殺菌消毒ではなく、有効微生物の発酵熱などで、有害微生物、有害線虫のみを駆除する見たいですが、どんなものなのか?使用した方アドバイスをいただければ、ありがたいです。


質問者が選んだベストアンサー

4年前まで毎年使用していました。
主に萎黄病とセンチュウ対策での使用です。
ソイルクリーン単体での使用では全くと言っていいほど効果はありません。
一緒に入れる米ぬかを用意しなければ何の用も足しません。
ソイルクリーン中に含まれる有効微生物が、一緒にすき込まれた米ぬかをえさに繁殖していくという仕組みです。
その際に起こる発酵熱に加え、真夏の太陽熱、しかもビニルハウス内ですから相当な高温環境になります。
萎黄病の病原菌については、40度以上の熱でもある程度は死滅するらしいですが、50℃以上になると相当数の死滅率になるそうです。
センチュウについては、嫌気的な環境に弱いという特質から、太陽熱処理をする際に相当量の水を流し込むことで、熱処理+嫌気的環境というダブルパンチで撃退すると言う考え方です。
私も夏の圃場は現在でも太陽熱処理をしていますが、ソイルクリーン内に含まれる微生物の種類が明確でないのと、その量(資材に含まれている微生物の量)が全く分からないため、カルスNC−Rという微生物資材(こちらは乳酸菌を主体に酵母菌なども含まれています。
どちらも嫌気性微生物です。
)に切り替えました。
効果はどちらも同じようだと思います。
有害微生物、有害センチュウのみを駆除するのではなく、高温環境に弱い微生物、虫の類を弱らせるという考え方です。
それに対し高温環境に耐性のある微生物が活力を得るので、結果的に土壌病害虫に強くなります。
初年度からどの程度の効果が出るかは何とも言えませんが、うまくできれば十分初年度からの効果も期待できるでしょう。
また、きちんとした工程で作られた堆肥(炭素率やpH、発酵温度の管理等が徹底されているもの)を微生物資材の代わりに使用しているイチゴ生産者仲間もいます。

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