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キュウリ 栽培 育て方
キュウリは日当たりを好みますが、根が浅いため乾燥には弱い。
涼しい気候を好み（適温は１８〜２２度程度）、３０度以上になると生育が悪くなります。
一株で１０本以上収穫出来れば良しとします。１株で１００本以上の収穫を望む場合はプロになりましょう。
プランターでの栽培も可能です。その場合は株間が４０cmくらいになるように植えます。ひとつのプランターにたくさんの苗を植えてしまうと、かえって実付きが悪くなってしまいます。気をつけましょう。
種まき
一箇所に1〜２粒まき、１cmほど覆土する。
種まき後１週間もすると芽が出てくるので、ポットの場合は元気の良い１株だけ残し間引く。露地の場合は２〜３cm間隔になるように間引く。
その後、本場が４〜５枚になったところで定植させる。
苗を植える
植える２週間前までに苦土石灰を施し耕す。
植え付け１週間前に、堆肥と化成肥料を施し耕す。
５０cm間隔になるように苗を植え付け、水やりをする。
丈が３０cmになった頃に支柱、またはネット（キュウリネットとかいう名前でホームセンターなどにおいてあります。）を立て、誘引してやる。
摘心
一本立ちとか、３本立ちとか摘心の方法はいろいろとありますが、何もしなくてもそれなりに実は付いてくれます。（４〜５本くらいになっちゃいますが・・収穫は出来ます。）
一般的には、親づるの第５節以下の子づるは全て摘んでしまい、それ以上の子づるは残します。
親づるが支柱の高さ（だいたい人の背の高さくらいでしょうか）になったら、摘心し、それ以上の成長を止めます。
追肥
本葉が５〜６枚のころから追肥を半月に一回を目安に一握り程度の化成肥料を与えます。
収穫が完全に終わるまで、忘れずに与えてください。
収穫
キュウリは夏野菜の中でも成長が早いです。
開花後、１〜２週間で十分に実が大きくなります。
一番最初になった実は収穫の遅れがないように気をつける必要があります。
そのままにしておくと、株全体が発育不良になり、その後の収穫に影響が大きく出てしまいます。
また、肥料は不足しがちだと、しもぶくれしたきゅうりになりやすいので、追肥は忘れずに。
病気・害虫
トマトなどに比べ比較的モザイク病は発生は少ないですが、発病する事があります。
症状として、葉の色が濃淡のまだら模様になり、モザイクがかった様に見え、そのほかにも、葉の一部・株全体が萎縮し葉の色が濃くなり、薄い黄色の紋入りができ、初期に感染した株は葉がちりめん状にしおれて、枯れてしまう場合のあります。
その殆どがアブラムシによるウイルス感染ですので、アブラムシ対策をお忘れなく。
（土壌伝染の可能性もあります。）
2009年06月29日 13:58