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バラの増やし方 挿木
バラの挿し木の適期は5〜7月頃のまだ涼しい時期がベストです。
オキシベロンやルートンといった発根促進剤があると、より成功率が上がります。
準備
出たばかりの新らしい枝や、成長して硬くなった枝はあまり成功しない様です。
ちょうどよい枝を切り取ります。(ちょうど良い・・は経験でしか分からないと思いますので、何回か緒戦してみてください。)
切り口はカッターナイフで綺麗に斜めに切り取ってください。ちぎり取ったような枝の場合は、切り口がキズだらけになり、発根しづらくなります。
また、必ず葉が付いている部分を使用します。
葉を1〜2枝残して、それ以上の葉は下のほうから摘みます。
あまり多すぎると養分が全て葉に取られてしまいますし、少なすぎても成長しようとしなくなってしまい、失敗します。
準備が出来たら、できるだけ早く水につけ1時間ほど水揚げさせます。
管理
水揚げした後に土に植えますが、挿木の土は肥料分の少ない土を使用します。(挿し木用土でホームセンターなどに置いてあると思います。)
また、切り口をキズ付けない為に、指や棒で穴を開けておき、そこにそっと差し込んで土を寄せます。
置き場所は半日陰で、蒸し暑くならない場所で軽く風よけします。
冬場の寒い時期は室内での管理が成功しやすいです。
種類にもよりますが、一ヶ月ほどで根が出始めてきていると思います。
確認の為に株を抜く事は厳禁ですので注意してください。
葉が落ちずに緑色のままならば、おそらく発根してきているはずです。葉が落ちてしまっていても枝がしおれずに緑色のままならば、可能性はありますので、そのまま様子を見てください。
植え替え
成功していると新芽が少しずつ出始めてきていると思います。その頃に植え替えますが、いきなり露地に植えるような事はしないで下さい。
初めはポットや小さな鉢に植え替え、しばらくは直射日光をさけ、育ててください。
最初から約半年ほどたった頃には十分元気な苗に育っていると思います。
ここまできて初めて自分の思い通りの場所へ植え替えして下さい。
時間のかかる作業です。根気が必要ですが、自分で増やしたバラはとても可愛いものです。
是非挑戦してみてください。
2009年06月30日 12:16