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トウモロコシ 栽培 育て方
ガーデニング・家庭菜園の定番「トウモロコシ」は初心者でも案外簡単に育てることが出来ます。
準備
植えつ2週間前までに、苦土石灰を施しよく耕しておく。
これは、酸性土を中和させるはたらきがあります。
1週間前に、化成肥料や堆肥をまきよく耕しておきます。
種をまく
種は一箇所に3粒づつ30cm間隔にまき、2cmの覆土し十分に散水する。
種まき後一週間ほどで発芽する。
そのまま丈が15cmになるまで育て、一箇所に2本以上あるところは育成の良い一株を残してあとは間引く。
肥料
間引き後からは、2週間おきに一握りの化成肥料を追肥する。
(肥料不足になると、下の方の葉から黄色がかった葉になってくる。)
実の調整
下の方に付く実は実入りがあまり良くないので、早いうちに取り除いてしまいます。
最上部の1〜2個だけを実らせるようにする。
取り除いた実はヤングコーンとしてサラダなどで食べる事ができますよ。
受粉
トウモロコシは自分自身の花粉からは受粉しません。
雌穂のヒゲが出始めてくると、雄穂にも花粉がたくさんついてきます。(軽くゆすっただけで黄色いほこりのような花粉が飛散します。)
この花粉を自分以外のヒゲに付くようにしてあげる事が必要です。十分な数がある場合は風によって自然と受粉しますが、植えた数が少ない場合は受粉がうまく行かない場合があります。
ヒゲ一本が一つの粒につながっています。受粉しないヒゲがあると歯抜けのトウモロコシになってしまうので、場合によってはゆするだけでなく花粉を手でヒゲに受粉させてあげると効果的です。
収穫
十分の大きさになり、ヒゲが茶色くなったら収穫です。
先端の皮を少し剥いて中身を確認してみて、問題なければ根元からもぎ取ります。まだ少し早いと思ったら、そのまま皮を戻しもう少し待ちます。
病気・害虫
日本植物防疫協会に、病害虫の詳しい情報が掲載されています。
http://www.jppn.ne.jp/
アワノメイガ
アワノメイガは、幼虫が茎や穂・葉などから入り込み、内部を食い散らかしてしまいます。
アワノメイガが侵入した穴からはたくさんの黄色っぽいフンがつながって出てきます。
内部に入りこんでしまうため殺虫剤も効きにくく被害が拡大しやすいので、トウモロコシにはとてもやっかいな害虫です。
アブラムシ
大量に発生すると養分を吸い取られてしまい、育成が遅れたり実が大きくならなかったリします。
アブラムシは表面に付着するので目で簡単に確認ができるので、こまめに注意してあげましょう。
発生したらスミチオンなど、アブラムシに効く薬品はたくさんあります。農薬以外にもアブラムシ対策は色んな方法がありますので試してみて下さい。
ガーデニング・家庭菜園の初心者なので、病害虫にやられても勉強と思い割り切リましょう。
何年か続けるうちに上手に育てられるようになりますよ。
ところで、トウモロコシ と とうもろこし どっちの書き方が正しいのかな?
2009年06月26日 11:22